エンジニアには色々な働き方がある

自分が何をどうしたいのかを探りましょう

フリーランスエンジニアとして活躍するのに必要な準備や手続き

独立してエンジニアとして活躍したいと考えているなら、準備を計画的に行いましょう。

まず、退職手続きをしなければなりません。退職の意思を伝えるのは1ヶ月から3ヶ月前が一般的ですが、就業規則も確認して、適切な時期に退職したい旨を直属の上司に伝えましょう。
退職をした後は、厚生年金保険から国民年金保険に切り替える手続きが必要です。健康保険は国民健康保険に加入します。どちらも市町村役場の窓口で手続きができます。なお、場合によっては、国民健康保険に加入せずに今までの健康保険の任意継続も可能です。

フリーランスになる時には、開業届と青色申告承認申請書も提出しましょう。どちらも義務ではありませんが、税制上有利になるので提出するのをおすすめします。開業届をするに当たり、屋号も決めましょう。個人名で仕事をするよりも、屋号があったほうが取引先からの信用が得やすいです。

仕事場の環境も整える必要があります。自宅で仕事をするなら、パソコンはもちろんデスクや椅子など仕事がしやすいものを揃えましょう。仕事に集中できるように配置も考えるとよいです。
独立することにしたら、事業用の銀行口座も開設しておきます。生活費の口座とは別にしておいた方が、確定申告の時にスピーディーに処理が可能です。事業に関係したお金の流れを把握でき、資金管理もしやすくなるでしょう。

独立すると自分で案件を獲得しなければなりません。そのためには会社員時代から人脈を作っておくことをおすすめします。また、SNSやブログなどで発信するのも効果的です。エンジニアを必要としている企業の目に留まって、案件の受注ができるかもしれません。

自社開発の進め方とエンジニアに求められるスキルとは?

自社開発の進め方ですが、まずはチーム編成をどうするか考える必要があります。エンジニアやプログラマーなど現場で実際に業務にあたる専門家を何人か確保しなければなりません。何人必要か、それはプロジェクトの規模によって変わってきます。そして現場スタッフを束ねるプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーなども任命する必要があります。

自社開発を担当するためには、IT技術は必須です。しかも高い技術が要求されます。それなりのキャリアを有していて、ノウハウを持っているスタッフでないとより良い商品を作り出すのは難しいです。十分なスキルを持っていないと、何か問題が起きた時に次善の策で妥協しようとしてしまいます。すると結局ありふれた商品になって、なかなか売れません。

また自社開発エンジニアになるためには、自分が作りたいものではなく社会が何を求めているかで企画することです。自分のやりたい製品が、必ずしも社会の求める製品にはならないこともあり得ます。ですから物事を俯瞰的にみられる、幅広い知見を持っているエンジニアでなければ、ヒット商品は作れません。

自社開発を進める際に重要なのは、この広い知見を活かすことです。社内の業務部門やクライアントなどに話を聞き、どんな課題を抱えているか、どんな商品を求めているかを把握しましょう。そして、課題をシンプルに整理して、改善しなければならない問題は何か、改善するために必要なものは何かで作るべき成果物の概要が決まっていきます。

もし自社開発エンジニアに興味があるなら、こちら(https://inhouse-development-work.com/)も一緒にご覧ください。